カテゴリー「miscellaneous」の記事

2009/03/05

英国の青い船

もう十数年も前ですが「MODEL CAR RACERS」という車の模型の雑誌に、水上速度記録に挑戦したジェットボートの作例が載っておりました。

Dscn0858

3つあるうちの一番下のモデルは1967年の記録挑戦時に大破し、かのドナルド・キャンベルの命を奪ったものです。

その独特な姿が気になりつつも、当時はインターネットも発達しておらず情報があまり得られませんでしたが…

その大破した船は2001年に引き上げられて、現在レストア計画が進行中だったのでした。

レストアといっても前半分は無くなっているし、後ろもぐちゃぐちゃ。
いや〜、すごい執念であります。


こちらが "The Bluebird Project" のプロモーション映像。

最新のレストア状況。
http://www.youtube.com/watch?v=EN2eKRH-DCY
構造がよくわかります。キット再販されないかな〜(作るヒマないですが)


http://blogs.yahoo.co.jp/yfujita_mystery/10810478.html
すごくわかりやすいドナルド・キャンベルの水上速度記録関連のブログ記事なんですが、この記事ミステリー小説の紹介なんですよね…
どんなマニアックなミステリーなのかちょっと興味あるところです。

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2008/12/28

ブリキの亀 "Tin Turtle"

買い始めると歯止めがなくなってくることもあってここ数年は控えていたのですが、今年は結構洋書を買っています。

案の定興味の向くままあれこれと買い続けることになり…。
こんな本まで買ってしまいました。

Railwayisetta

イギリスのナローゲージの鉄道の本。
左下の写真に例の鉄道車両に改装したイセッタが写っています。

うっかり気付いてしまったばっかりに、悩んだ挙げ句買うことに。絶対この写真にしか写っていないだろうという確信はあったのですが…。

Dscn0671

やっぱりこれだけでした。

思ったとおり文章の方が多く詳細に解説しているので、本格ナローゲージャーにはたまらないかもしれませんが…。

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他の写真はトロッコ率が高くておおよそこんな感じ。

トロッコといえば未来少年コナンでうまく小道具として使ってたなあとか、ラピュタでもこんなの走らせてたっけ、などと思いつつながめていると…。

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何やら宮崎メカっぽい凸リベットの武骨な車輌。

Dscn0673

図面も載っています。

なんか変だな?と思いつつそれ以上調べたりしていなかったのですが…

40HP Simplex armoured(or protected) Locomotive。
最近になって調べてみますとこの車輌、第一次大戦時に前線で使用されていたタイプだとわかりました。

"Tin Turtle"(ブリキの亀)とあだ名され、蒸気機関車のように煙を出さないため前線に物資を運ぶのに使われていたとのこと。

ということで、こんなレイアウトを作った人も…

Tin_turtle2

World War I Trench Railway Model。
http://www.carendt.com/scrapbook/page53a/index.html

あの菱形戦車が使われたような塹壕だらけの戦場を走っていたのでしょう。

こちらでこれ以上ないくらい詳しい解説が見られます。
http://www.bagofbits.com/tinturtle/
レプリカのメーカープレートを売ってたり、レストアの様子などもあってなかなか興味深いです。

戦場に送られるはずだったものを戦後に転用したのでしょうが、古くても使えるものは使い続けるイギリスらしく1950年代末まで使われていたそうです。
(さすがにあのイセッタとは重なってないですが)

やはり武骨です。確かに亀っぽい?
こんな車輌も動態保存しているとはさすがイギリス、と感心してしまいます。

Tin_turtle1

こちらはナローゲージモデルのコンテスト、11歳以下の部の受賞作品。
小学生くらいからこんなの作っているとは末恐ろしい?です。
http://www.16mm.org.uk/moty2008.htm 

それにしてもマニアックな本を買うとあまり知識がなくても、それなりに楽しめてしまうものですねえ。

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2008/12/05

Folding Scooter

64centaur4

60年代のフォールディング・スクーター、Centaur。
from: http://www.caroholic.com/62_centaur.htm
pdfのオーナーズマニュアル(パーツマニュアルも)が見られるので興味深い構造が堪能できます。

Centaur_ad2

こちらはオークションのカタログより。
http://buyvintage1.wordpress.com/page-70-1960-centaur-folding-scooter/

内部が見られる動画。
http://jp.youtube.com/watch?v=JAHjdLxJQ3I&NR=1

 

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2008/11/23

自在置物 Jizai Okimono

 昨日、東京国立博物館の「特集陳列 自在置物―本物のように自由に動かせる昆虫や蛇―」を見てきました。

 自在置物とは、

「鉄あるいは銅、銀、四分一(しぶいち:銀と銅の合金)などの金属で、龍、蛇、鳥、魚、海老、蟹、昆虫などを写実的に作り、しかもそれが本来的に持っている体や手足などを動かすことができる機能までも、実際に動かせるようにしたものを自在置物と称しています。龍は胴をくねくねと動かすことができ、脚や爪も曲げたり、伸ばしたりすることが可能です。鳥は翼の開閉、頸をまわすことができます。また、昆虫はクワガタやトンボ、蝶など多くの種類がありますが、すべて本物と同じように動かすことが可能」(東京国立博物館による解説より)

というもので、戦のなくなった江戸時代中期に甲冑師によって製作されるようになったと考えられています。

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 これが目玉の大物、正徳3年(1713)銘のある明珍宗察(みょうちんむねあき)の龍。
最優品といわれるだけあり、素晴らしい出来映え。

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顔も見事な作り。

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脚、爪も自在に動きますが造形に不自然なところはありません。

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長さ135センチ、思っていたよりずっと大きかったのでびっくり。
後で買った図録を見ると本当に可動の自由度が高いことが確認できました。

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一転して小さな12種昆虫。細い脚も可動です。
図録によれば、「羽や脚など、動かせるところは、すべて動く」とのこと。

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鷹2種。羽根が開閉(尾羽も)、爪や首も動きます。

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伊勢海老部品。バラの状態が見られたのは嬉しかったです。

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完成するとこんな風に。
現在でも京都に製作する人がいるそうで、これはごく近年の作。

他にも鯱や蛇、鯉などもあってそれぞれに面白いので写真も撮ったのですが紹介しきれないので、とりあえずFlickrにぶちこんでおきました。

明珍宗察(みょうちんむねあき)の龍
http://www.flickr.com/photos/sushifactory/sets/72157609698682508/

12種昆虫
http://www.flickr.com/photos/sushifactory/sets/72157609672293007/

その他未整理
http://www.flickr.com/photos/sushifactory/sets/72157609695675164/

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