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2008/12/28

ブリキの亀 "Tin Turtle"

買い始めると歯止めがなくなってくることもあってここ数年は控えていたのですが、今年は結構洋書を買っています。

案の定興味の向くままあれこれと買い続けることになり…。
こんな本まで買ってしまいました。

Railwayisetta

イギリスのナローゲージの鉄道の本。
左下の写真に例の鉄道車両に改装したイセッタが写っています。

うっかり気付いてしまったばっかりに、悩んだ挙げ句買うことに。絶対この写真にしか写っていないだろうという確信はあったのですが…。

Dscn0671

やっぱりこれだけでした。

思ったとおり文章の方が多く詳細に解説しているので、本格ナローゲージャーにはたまらないかもしれませんが…。

Dscn0674

他の写真はトロッコ率が高くておおよそこんな感じ。

トロッコといえば未来少年コナンでうまく小道具として使ってたなあとか、ラピュタでもこんなの走らせてたっけ、などと思いつつながめていると…。

Dscn0677

何やら宮崎メカっぽい凸リベットの武骨な車輌。

Dscn0673

図面も載っています。

なんか変だな?と思いつつそれ以上調べたりしていなかったのですが…

40HP Simplex armoured(or protected) Locomotive。
最近になって調べてみますとこの車輌、第一次大戦時に前線で使用されていたタイプだとわかりました。

"Tin Turtle"(ブリキの亀)とあだ名され、蒸気機関車のように煙を出さないため前線に物資を運ぶのに使われていたとのこと。

ということで、こんなレイアウトを作った人も…

Tin_turtle2

World War I Trench Railway Model。
http://www.carendt.com/scrapbook/page53a/index.html

あの菱形戦車が使われたような塹壕だらけの戦場を走っていたのでしょう。

こちらでこれ以上ないくらい詳しい解説が見られます。
http://www.bagofbits.com/tinturtle/
レプリカのメーカープレートを売ってたり、レストアの様子などもあってなかなか興味深いです。

戦場に送られるはずだったものを戦後に転用したのでしょうが、古くても使えるものは使い続けるイギリスらしく1950年代末まで使われていたそうです。
(さすがにあのイセッタとは重なってないですが)

やはり武骨です。確かに亀っぽい?
こんな車輌も動態保存しているとはさすがイギリス、と感心してしまいます。

Tin_turtle1

こちらはナローゲージモデルのコンテスト、11歳以下の部の受賞作品。
小学生くらいからこんなの作っているとは末恐ろしい?です。
http://www.16mm.org.uk/moty2008.htm 

それにしてもマニアックな本を買うとあまり知識がなくても、それなりに楽しめてしまうものですねえ。

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